カードローンの申し込みをしたら必ず審査が行われます。

普通は一定の手順をもって時間をかけて審査を行い結果が出ますが、即審査落ちになるケースがあることはご存知でしょうか？

意図せずにそうなってしまわないためにも、もしこれからカードローンの利用をする可能性がある方はぜひ確認していきましょう。

カードローン会社が審査をするにあたっては、一定条件を満たすと必ず審査落ちとするようにルール化されています。

細かいところは各消費者金融や銀行によって異なりますが、ほぼ下記４つのパターンになります。

1.過去に金融事故がある

2.他にもカードローンに申し込みしすぎている

3.総量規制（年収の3分の1以上の借り入れ）に該当する

4.他社の借り入れ件数が多すぎる

またほとんどないことですが、提出する本人確認書類や収入証明書類の偽造も審査落ちの対象となります。

しかもこの場合は審査落ちとなるだけでなく、そもそも法律に反することをしてしまっていることになるので場合によっては警察に通報される可能性すらあります。

目視ではわからないだろうと思っていたとしても、特殊な機械を通すことによって簡単に判別できるようになっています。

もちろんその内容は公開されているような情報では有りませんが、必ず公的機関から発行された書類を提出しましょう。

プロミスやアイフル、アコムといった消費者金融がルール化しているのは他社借入件数が多い場合の審査落ち。

これはおそらく・・・としかいうことができませんが、4件以上の借り入れをしているとほぼ審査落ちすると考えられます。

銀行カードローンは消費者金融と比較して審査が厳しいため、消費者金融が4件が上限に対して3件程度と考えておいて良いと思います。

しかし銀行の場合は少し特殊な条件があり、もし借入先が消費者金融を含まずすべて銀行だった場合には3件以上の借り入れがあっても審査に通る可能性があります。

これはなぜかというと、他の銀行が借り入れをしている状態でもお金を貸しており、

そしてその状況においても返済をしているという実績があれば、逆に優良顧客だとみなすことができるからです。

これは銀行ならではかなと思いますが、昔から銀行はお金を借りたいときには業績が落ちているときだからお金を貸してくれないものなので、むしろ業績が好調なタイミングにこそお金をあえて借りて金利を払い、困った時にすぐ借りられるように付き合いをあらかじめしておく・・・ということが一般的です。

また、少し違った視点で契約をする際のあなたの職業によっても審査落ちする可能性があります。

例えば水商売による収入がメインの人、外国人、転職履歴が多い、といった場合です。

もちろん、これらの職業だからといって絶対に審査落ちするということはありませんが、他の職業と比較すると少し不利になってしまう部分があると考えてもらえたらと思います。

続いて金融事故がある場合による審査落ちについて解説します。

過去に債権回収、強制解約、破産といった経験をしている人には絶対に審査を通すことはありません。

なぜなら、こういった事故を起こした人は信用機関と呼ばれるところにその記録が残されているためです。

人によって異なりますが、最低5年はこの記録が残ると言われてています。

また支払いの延滞を3ヶ月以上してしまったことがある人もほとんど審査に通らないです。

延滞してもしっかり払ったなら問題ないだろうと思う人もまれにいますが、そんなことは全くもってありません。

そもそも延滞はできれば1日でもしないようにかなり注意して対応した方が良いぐらいなものです。

ですので、過去に延滞してしまったことがある経験をお持ちの方は審査に落ちる可能性があるので注意してください。