せっかく楽しい旅行中に、不運すぎることに財布を紛失してしまった。

現金もカードもなくてどうしようもなくなった。。

こんな状態になると、何をどうしたら良いかわからなくなります。

また警察に相談すればお金を借りられるかも・・・という話も聞いたことがありますが本当でしょうか？

まずそれより先にやるべきことはカードの対処です。

もしクレジットカードも盗難になってしまったのなら、カードを不正利用されないようにするのが第一にやるべきこと。

財布の中に免許証や健康保険証などの身分を証明できるものが入っているケースは多いと思いますが、

もしそうだと、本人でなくても簡単にカードを他人が使えてしまう可能性があるからです。

だいたいの場合、カードを盗難または紛失した場合に限っては各カード会社が24時間いつでも対応してくれることが多いです。

ですので、すぐに連絡先を調べて電話し、カードが使えないようにオペレーターの方に依頼をしましょう。

電話番号の調べ方は「カード名　電話　盗難」といった形で検索すればヒットすると思います。

もしわからなければ、カード会社につながる連絡先にまず電話すれば、そこから専用のサポートデスクに繋いでくれるはずです。

もしカードがかえったこなかった場合は再発行ということになりますが、

だいたい手数料1,000円前後で対応してもらえることが多いのではないでしょうか。

再発行後はカード番号は変わるので、もし自動引落などで利用している場合には

再度、手続きを行ったりする必要があるので注意してください。

次にやるべきなのはキャッシュカードの停止です。

キャッシュカードもクレジットカード同様に、各金融機関で24時間対応していることが多いです。

カード同様に紛失・盗難用の専用ダイヤルに連絡して停止してもらいましょう。

すぐ停止しないと、不正に口座からお金を引き出されてしまう可能性があります。

もし銀行の窓口が開いているタイミングであれば銀行にも直接出向き、

預金の状況なども確認してもらった方が安心かと思います。

キャッシュカードもクレジットカードと同じように1,000円前後で再発行が可能です。

また、クレジットカードも同様ですが一度停止をしてもらった後に、

無事にカードが見つかっても、再開をしてもらうことができるかは会社によって異なります。

場合によっては何らか専用の手続きが必要となるケースもありますので注意しましょう。

盗難にあった場合は、警察へいって「被害届」を提出しましょう。

前提としてこれを提出したからといって、警察があなたの財布を探してくれるわけではないのですが、見つかったら連絡がもらえるので提出はしておいた方がよいです。

警察に直接行けない場合は電話でも被害届を出すことができます。

どこでも対応してもらえますが、もし財布が見つかった場合はその警察署に出向くことになりますので、自宅等から近い所へ電話するのがベストです。

また、警察でお金を借りられないか気になる方もいると思いますが、その状況次第ではお金を借りられることがあります。

「公衆接遇弁償費」というものがあり、財布の盗難などによって自宅へ帰ることができない、あるいは助けてくれる人に連絡ができない場合などに、交番に勤務している人から借りられる制度です。

これを利用すれば、一時的に凌ぐことは可能ですので困った時には利用してみてください。

しかし借りられる金額は1,000円までとなっています。これだけでは足りないという場合もあるかもしれませんので、この上限を超えて借りられるケースもあるようですが、基本的には1,000円ということで理解しておきましょう。

また、すべての交番で対応しているわけでもない、ということにも注意が必要です。

相談して借りられる場合はラッキーぐらいに考えておいた方が良いかもしれませんね。