

引き落とし日になってから残高不足で払えなかったことに気づいた・・・
クレジットカードの引き落とし日をすっかり忘れており、当日になって初めて気がついてしまった・・・ということってありますよね。
こうなるとすごく慌ててしまうと思うのですが、もし残高不足になってしまっても大丈夫なのでしょうか。
もしクレジットカードの引き落としができなかった場合ですが、ほとんどのカード会社は「再引き落とし」をするケースが多いです。
つまり別日に再引き落としが行われ、そのタイミングで口座に残高があれば問題ないという流れです。
だったら特に何もしなくても入金だけしておけばいいや・・・ともう人がいるかもしれませんが、それは大きな間違いです。
なぜなら、このタイミングでカード会社へ電話1本の連絡を入れておくことと、何もしないこととでは印象が大きく変わってしまうからです。
カード会社にとって支払いが行われないことが一番危惧していることです。
言い換えれば、お金を支払ってもらえることを前提にカードを使って買い物等を自由にしてもらっているのに、お金がもらえなかったらその分だけ不利益を被ることになります。
あなたがもし誰かにお金を貸すのだとしたら、返ってくることが前提で貸しますよね。
当然、いつまでに、いくらを返してもらうのかを約束するはずです。
つまり、これと同じようにカード会社とあなたとで事前に取り決めが行われているわけですが、
それを守らないということは、もはや借金を返さないことと同じレベルの問題なんです。
また、たまにカードの支払が行われなかったことによるカード会社からの電話連絡を意図的に無視する人がいます。
これは絶対にやってはいけません。
心情として、後ろめたい気持ちから電話に出たくないということは理解できますが、これをやってしまうと印象は最悪です。
残高不足による影響で振込用紙が届いたらときは
もし再引き落としが行われないカード会社だと、自宅あてにコンビニ等で支払える振込用紙が郵送されてくるはずです。
この振込用紙が届いたら、指定された期日までに速やかに支払いを行う必要があります。
支払いを行いさえすれば問題は解決ということになるのですが、
できればこの方法によってカード利用料金の支払いを済ませるのは得策ではありません。
なぜかというと、残高不足により支払いができなかったその日から遅延損害金が発生するからです。
カード会社によって遅延損害金の計算方法は異なりますが、だいたい18〜20%程度の利息を支払う必要があります。
コンビニの振り込み用紙が届くまでには少なくても数日以上は経過しているでしょうから、
ほぼ間違いなく遅延損害金が発生します。
もちろん数日程度であれば、そんなに大きな金額ではないのですが、
本来、口座から引き落としができてさえいれば払わなくても済んだお金と考えればもったいないですよね。
できればそういったことがないよう、しっかり口座にお金を用意しておきましょう。
口座の残高不足によるトラブルを回避する方法
口座の残高をしっかり確認し、引き落としが間違いなく行われるように対応し続けることができれば良いですが、
やはり人間なので忘れてしまったり、間違えて違う口座にお金を準備してしまうことだってあると思います。
そんなときのために、いくつか別のやり方で対処する方法をご紹介します。
まずひとつ目がリボ払いや分割払いを利用する方法です。
クレジットカードは基本的に指定しなければ一括払いです。
そのため、一度での引き落とし金額が大きくなりやすいのですが、
指定期日までに行えば、その支払いをリボあるいは分割によって支払うことが可能です。
分けて払うことができれば、その分だけ残高も少なくて済むのですが注意点があります。
それはリボ払いを利用すると手数料がかかってしまうということです。
リボ払いは毎月の支払金額を一定額にできるため計算等がしやすいのがメリットですが、
支配期間が長引けば長引くほど、支払う手数料も増えてしまうデメリットがあります。
ですので、毎回リボ払いにするということはせずに、
ちょっと今月だけ厳しいな・・・といったときにだけ利用するのが良いでしょう。