特に初めての海外旅行だったりすると、住み慣れた日本と比較して全く違う環境となりますので、楽しい反面なにかとトラブルに巻き込まれてしまうことも少なく有りません。

そんな中でもお金の問題は特に困ることが多いのではないでしょうか。

では、もし海外でお金に困った場合、あるいは何らかのトラブルでお金が足りなくなってしまった場合の対処法について解説していきます。

その前に海外でお金を借りなければならなくなってしまい状況について整理してみましょう。

まずひとつ目によくあるのは盗難にあってしまうケースです。

日本は治安が良い国ですので、盗難だったり置き引きにあってしまうケースはなかなかありません。

ですが、海外で日本とまったく同じ感覚でいると危険だと言わざるを得ません。

少しの間でも気を抜いて貴重品から離れてしまったりすると、あっという間に盗難の被害にあってしまうのです。

特に海外旅行先では有名な観光地を訪れるケースが圧倒的に多いと思いますが、

観光地に訪れる海外旅行客を狙って盗みをはたらこうとする人もまた多いのが事実です。

私自身、友人と二人で旅行に行った時、レストランでかばんをおいたまま食事を取りに行って戻ってきたらかばんがなくなっていた・・・ということがありました。

これも日本だと普通にやることではないでしょうか。ファミレスなどではかばんを席においたまま、ドリンクバーで飲み物を取りに行くといったことは普通に行われていることです。

なんなら席を確保するために手荷物を置いておく、といったことが日常茶飯事ですよね。

そういった過去の経験から、当たり前のように旅行先で過ごしてしまうと大変なことになってしまう・・・ということなんです。

まず一番対応しやすい方法としてあげられるのはクレジットカードでキャッシング枠を利用する方法ではないでしょうか。

これは日本国内でもクレジットカードがあれば、ATM経由でキャッシングによりお金を借りることができます。

これと全くと同じことを海外のATMでもできるというわけです。

しかし注意すべきこともあり、日本国内だとどのクレジットカードで、どのATMでも対応できるのですが海外だとそうもおいきません。

まず国際ブランドによって異なってしまうので注意しましょう。

ブランドとはVISAやMASTERといったカードに表記されているものになります。

例えばVISAならPLUS、MASTERならCirrusというマークがついたATMでなければキャッシングができません。

このマークはATMのわかりやすいところに記されているので、その確認自体はすぐにできると思います。

海外キャッシングとは、持っているクレジットカードに付帯できる一つのサービスです。

現地通貨でお金を借りることができるので便利です。

この海外キャッシング、実はお金に困ったとき以外にも利用する人が多いのが特徴なんです。

ではなぜ利用者が多いのかというと、両替の手間が必要ないということがあります。

海外に行ったらまずやらなければならないのは外貨両替ですよね。

日本円をもって空港についたら、その国の通過に両替をしなければいけません。

もちろん日本国内の空港で先に両替を済ませておくことも可能なのですが、

一般的に旅行先に着いてから両替をした方がレートが良いケースが多いと言われています。

しかし、両替を行う場所によっては悪徳なレートで両替をふっかけてくることがあります。

ですので、海外キャッシングを利用すれば現地通貨でお金を引き出すことができるので、そういった詐欺にあう心配を防ぐことができます。

また、両替をする場所が限られているため移動の手間などがなく、ATMさえあれば良いわけですから、そういう意味でも便利というわけなんです。