

公共料金を滞納したらブラックリストに登録される・・・?
そもそもブラックリストという言葉がよく使われますが、
実際にそのようなリストは存在するのでしょうか。
答えはイエスでありノーと言えます。
国内にはJICCと略される日本信用情報機関、CIC、KSと略される全国銀行協会の3つの機関が存在しています。
いわゆるブラックリストと言われるものはこの信用情報機関に記録されることを指しているようです。
では、公共料金を滞納すると、これら信用情報機関に記録が残ってしまうでしょうか?
結論、電気・ガス・水道などの公共料金を滞納してしまったとしても、
3つの信用情報機関には記録されないことがわかっています。
公共料金ではありませんがこれに近いものとしては電話料金や税金、賃貸物件の滞納、ローンの滞納などがあげられます。
それではなぜ電話料金などは記録されてしまうのに公共料金では問題ないのかというと、
これらを利用するにあたっては公的なものであって、特に審査などを経て使っているものではないからです。
もし電気やガスなどを使うために審査が必要だったら大変ですよね。
万が一にも審査に通らなかったら、生活を営むことが相当に厳しくなってしまいます。
また、このような代金は利用分を支払うだけであって、例えばお金を借りたりしているわけではない、
ということも理由の一つになっているようです。
電話料金もそうではないか、と思われるかもしれませんが、
実際はスマホ本体を分割払いで払っているケースが多く、
この場合はローンと同じようなものになるため、意外とこのことを忘れている人も多いですよね。
クレジットカード払いは絶対に注意した方が良い
ここまでお話してきたように公共料金の支払いにあたっては信用情報は無関係。
ただ注意点が一つだけあり、これらの料金をクレジットカードで払っている場合です。
クレジットカード払いにすることでポイントが溜まったり、
いちいち現金で支払う手間も省けるので、カードを利用している人は多いのではないでしょうか。
しかし、カード払いにすることで口座の引き落としができなかった場合は、
支払いが延滞した扱いとなり、先に伝えた信用情報機関に記録が残ってしまいます。
こうなってしまうと、その後に新しいクレジットカードを作る場合であったり、
特に住宅ローンを組むときにおいては直近数年程度の間で支払いが滞っていないかを重視される銀行が多いことから、審査が圧倒的に不利となります。
なぜ滞納がないかを重視するかというと、住宅ローンは長期において支払いをすることが前提であるからです。
お金を貸す銀行側としては、お金を貸すこのひとはこれから何十年もの間において滞納なくしっかりお金を返してくれるかどうか、を当然気にしているわけです。
もし自分がお金を貸す側だったとしたら、当然返してほしいですので、当たり前なことですよね。
もし滞納があると、その記録は2年の間残っていると言われています。
また、この記録は滞納の事実がなくなってから2年間ですので、もし滞納をしてからしっかり返済を行うまでに時間がかかった場合は、記録から消えるまでにその分だけ時間がかかることになります。
更に滞納の事実が悪質だった場合には、2年以上もの間において記録が残り続けるとも言われているため注意が必要です。
公共料金だからといって滞納して良いわけではない
当然のことですが、公共料金はブラックリストに載らないとはいえ滞納して良いわけでは有りません。
実際、家賃や携帯料金の滞納と比較して公共料金の滞納は少し猶予機関が長いとも言われているようです。
なぜかというと、やはりこれまでお伝えしてきたようにガスや水道などが使えなくなってしまうと、
生命の危機に陥ってしまうことが挙げられるでしょう。
とはいえ、最悪の場合は財産の差し押さえなどにも発展してしまいますので、
どうしてもお金の工面に困ったときはカードローンを使って支払いを済ませることをおすすめします。
カードローンは効果的に使えば金利もそこまで支払わずに、
一時的な金銭的問題を解決できる有効な手段です。
例えばアイフルであれば30日間金利が無料で借りることが可能ですので、
すぐにお金を返すアテがあるならお得です。
困った時はぜひ利用を検討してみてください。